どうも、Siomanです。
シンガポールでは、エリアにもよりますが日本人と思われる方々をよくお見かけします。もちろん自分もなんですが。
おそらく住んでいる場所や行動パターンが似ていたり(ドンキや明治屋でお買い物)、なんとなく意識しているからかもしれません。
多くの日系企業が進出していたり、PR保持者(シンガポール永住権)もいらっしゃるので当然なのですが、実際のところシンガポールに住んでいる日本人(邦人)人口はどのくらいなんでしょう?
ということで調べてみました。
在シンガポール邦人人口のデータ
さて、まずはどこに情報が載っているかですが、どうやらシンガポール政府のページ等では邦人の人数までは載っていないようです(私のリサーチ不足かも)。
一方、外務省のサイトを見てみると、シンガポールに関わらず海外在留邦人のデータがまとまっています。
但し、データは年度毎の国別一覧で、ある国の邦人人口の推移を見るにはデータを整理する必要がありそう。
そう思って調べると、E-Statという政府のデータベースに海外在留邦人の統計データもあるみたいです。

自動でグラフなんかも作成できてとても便利!
一方、データは2016年度までしか更新されておらず、結局2017年度以降のデータは外務省から個別に閲覧する必要がありそうです。
グラフ化してみる
E-statとデータをくっつけてグラフで可視化してみます。Excelでもできますが今回はPythonのPlot機能で。

上記から、2020年時点の在シンガポール邦人総数は約3.7万のようです。
総数が減っているのはコロナウイルスの影響かとも思いましたが、2017年頃からほぼ横ばいのようです。2016年から増えていないのはなぜでしょうかね?
続いて、永住者と長期滞在者別のグラフ。

こちらを見ると、永住者(PR保持者)は順調に増加している一方、長期滞在者(労働ビザ、いわゆるEP/DP保持者等)は減少傾向。2021年はコロナウイルスの影響で海外移住に厳しい年でしたので、この傾向に拍車がかかりそうですね。
因みに、上記のデータはおそらく大使館等への在留届出から収集しているため、届出していない人も加えると実際にはもう少し多く在留しているかもしれません。
最後に
シンガポールの総人口は2020年時点で約568万人。そのなかでの邦人3.7万人は決して多いようには思えませんが、海外移住者のなかで比較すべきかもしれません。
また機会があれば、人口に関するその他の統計なども比較してみたいと思います。
それでは、See You Next!
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